ポルシェの歴史そのものが
実車を見て触れられる
メカニック冥利に尽きる
最高の環境です
エクセレンスインターナショナル
ポルシェセンター青山 世田谷工場 ポルシェクラシック部
整備課 主任
2004年入社 稲葉 重暁INABA SHIGEAKI
INTERVIEW - INABA SHIGEAKI

2004年に入社以来、メカニックとして車両整備に携わる。
2015年にポルシェクラシックパートナーの発足に伴い、
担当メカニックに選任。さらに2018年には最上級のレベルゴールドを取得し、今年4月にポルシェクラシック認定テクニシャンを取得。
クラシック専属として従事。

ヘリテージには可能な限り手間をかけ
歓んでもらえる仕上がりを目指す

クラシック担当として往年車に息を吹き込む

学生時代からポルシェが好きで、中古の944ターボに乗っていたこともあり、ずっと憧れはありました。
以前は他ディーラーでメカニックをしていたのですが、ポルシェセンター目黒がオープンする際にメカニックを募集していることを知り、迷わずこちらへの転職を決めました。
当初は新しいモデルも古いモデルも別け隔てなく両方をみるメカニックとして車両整備に携わってきましたが、2015年に世田谷でポルシェクラシックパートナーがスタートするにあたってクラシック担当メカニックに専任されました。
2018年にはテクニシャンの資格であるレベルゴールドを、翌年にはポルシェクラシック認定テクニシャンを取得し、現在はポルシェクラシック部整備課にて空冷エンジン時代の911などをはじめクラシックモデルの専属メカニックとして働いています。

試されるのは自分の腕と技量

ポルシェでは生産終了から10年以上が経過したクルマを“クラシック”として定義しています。
クラシックポルシェをメンテナンスすることは、すなわちポルシェの歴史を実際に目の当たりにし、手で触れる貴重な機会でもあります。
電子制御やデジタル化の進んだ現代のクルマにはない、自分の腕次第でクルマのコンディションが良くも悪くもなるというダイレクトな手応えがあります。
またほとんどすべてのお客様がポルシェが好きで、このクラシックパートナーで整備すればきっとコンディションが良くなると、大きな期待と希望を寄せてくださっています。それはもちろんプレッシャーでもありますが、何よりのやりがいでもあります。
基本を忘れずに、ミスなく確実で丁寧な作業を心がけています。

“世田谷にクラシックあり”を目指して

ポルシェクラシックパートナーができる以前は、新しいモデルも古いモデルも特に担当メカニックが区別されていたわけではありませんでした。
ただし、ポルシェは古いモデルのファンが世界的にたくさんいて、また専門知識や技術の習得が不可欠なこともあり、日本にもこうしたクラシック専門部門が設立された経緯があります。
我々が想像していた以上に古いポルシェモデルをお持ちの方がいらしたようで新規のお客様が明らかに増えました。
日本ではまだスタートしてから数年で、日々試行錯誤している状況ではありますが、後進のメカニックの育成なども含めて、体制を整えていきながら近い将来には、クラシックモデルのオーナーが安心してメンテナンスに持ち込んでいただける、“世田谷にクラシックあり”というスタイルを確立していきたいと思っています。

先輩社員から応募者へのメッセージ

クルマ好き、機械いじりが好きな人にとっては
今時こんなに面白い職業はないと思います

メカニックに向いているのはまず根気強い人。
特にクラシックモデルは調整も一度で決まることは少ないですし、何度も何度も同じことを繰り返し行うことが必要な場面も多くあります。
また器用さや丁寧さも求められます。特にクラシックモデルは1本のボルトを緩めるだけでも新しいクルマの3倍は気をつかいます。
もちろんそうはいってもいきなりできる人はいません。私自身も若い頃は壊してしまったり、失敗をして学んできました。
最新モデルもクラシックモデルも並行しながら勉強していく向上心をもってのぞんでいただければと思います。

Q.自分をポルシェに例えると?

911 Turbo(Type930)

私はポルシェに例えられるような高性能な人間ではありません。
好きなモデルを挙げるとするならば、930ターボです。
最後のスーパーカー世代でもあり、幼少の頃から好きなクルマといえば930ターボとカウンタックでした。
そして、いまクラシック担当として930ターボの整備をする機会があることに縁を感じています。
誕生から40年以上が経過したモデルですが、憧れの対象であることは今も変わりありません。

ONE DAY稲葉 重暁の1日

  • 8:50 朝礼 サービス全体で、入庫予定の確認と休み人員のチェック
  • 9:00 作業開始 車両の点検・整備を実施
  • 13:00 ランチ 時間がないときはサク飯
  • 14:00 作業再開 クラシックポルシェだけに一日でそう多く作業ができません
  • 17:00 夕礼 次の日の入庫予定・作業の有無の確認
  • 退社 片付け・戸締り